仕上げてオーブンで焼く

最後に、人形の服に裾をつける作業に取り掛かりました。
正直、初心者にとってはこれが一番難しく、先生やリピーターの生徒さんにも手伝っていただきました。
少し取り分けてあった服と同系色の粘土をよく捏ね、帯状に伸ばします。それを餃子の皮を包むときのように、ひだを取っていって、水で濡らして服の裾部分に付けていくのです。上手につかないときは、指や細工棒を使って丁寧にワンピースとなじませていきます。
服にぐるりとひだを取り付けたら、ついに人形の完成です。
先生の見本と比べるとまだまだですが、どこかぎこちない表情やポーズなどが逆に、自分だけのたった一つのオリジナル、という感じが良く出ていて、かわいく思えてきてしまいました。
でも、このままでは普通の粘土よりは硬いものの、教室が始まる前に触ったような陶器のような硬さには程遠いです。どうしてだろうと思っていると、先生の指示で、オーブンで焼くことになりました。
本物の陶器のように、熱を加えているからこそのしっかりした硬さだったのです。
家庭用のオーブンにクッキングシートを敷き、まるでクッキーを焼くかのようにみんなの作った人形を並べてオーブンにセットします。
焼き上がりを待つ間、片付けをしたりお茶とお菓子をいただいたりしてすっかりくつろぎました。中級車コースや上級者コースになってくると、髪に飾りをつけたり、小物を作って持たせたりして、もっと表情豊かな人形を作ることができるそうです。他のコースの作品を見せていただいたのですが、どの人形も上手で、とくに色が複雑に混ぜ合わされて配置されているのに驚きました。
そうこうしているうちに、人形が無事に焼きあがりました。
焼きあがってからも、やはりクッキーと似ていて、熱いうちは形が崩れやすいので、しばらく置いて荒熱を取るそうです。十分さめてから人形を手にとって見ると、先生の見本のようにしっかりした固さを持った陶器のような人形になっていました。
最後の仕上げで、目のまつげや、服に入れる模様などをペンで書き入れて、本当に完成です。
服や髪の毛の薄い部分は壊れやすいとのことで、食器を買ったときにくるむようなプチプチした梱包財にくるんでいただきました。
友人のも私のも、味のある感じに仕上がっていて、本当に楽しい教室でした。粘土そのものは、手芸店などでおいている場合もあるそうですし、オーブンは家庭用のオーブンでできるそうなので、家でも作って見ようかなぁと思っています。