パーツを組み合わせる

体の土台となる洋服の原型ができたら、後はそれぞれのパーツを作って組み立てていきます。
最初に作った肌色の塊から半分ほど取って、丸く捏ね、顔を作ります。好みによって、というか自分の腕前によって顔の凹凸などを上手に工夫されている生徒さんもいらっしゃいましたが、私は見本のように丸くするので精一杯でした。丸というのも単純なようで案外難しく、卵が転がったように右が細くなってしまったり、こねている途中でひびが入ってしまったり、なかなか楽しい作業でした。先生がおっしゃるには、ひびが入ってしまうのは、最初のこね方が足りない場合と、時間を置きすぎて粘土の水分が蒸発してしまっている場合があるそうです。
残った塊を四等分して、両手と両足を作っていきます。見本のようなぽってりしたかわいい形を目指します。どうしても上手には分けられず、よく見ると右足のほうが左足より細かったり、左腕が右腕より長かったりしましたが、先生には個性があっていいですよとフォローしていただきました。
パーツを作ったら、今度はそれを土台となる服につけていきます。つけるのには接着剤などを使用するのかな、と思っていたら、粘土同士は水で濡らしてしばらく固定しているだけで、十分にくっつくそうで驚きました。
足をつけるのが案外難しく、バランスをとろうと苦心していると、あとで服の裾にひだをつけて調整するので、あまり心配しなくても大丈夫ですよと指導していただきました。
子供が描く絵のように、シンプルな人形の原型ができいました。今度は、顔に髪の毛と目と口をつけていきます。もう一度手を良く拭き取り、今度はこげ茶色になるように組み合わせられた粘土を良く練っていきます。肌を作ったときのように、しっかりと混ぜ合わせると、そこから少しだけ粘土を取って、糸のように細く伸ばして目と口を作ります。初心者なので気負わず、にっこり笑ったカーブを三つつくり、目と口の位置に水を使って貼り付けました。残った粘土は手のひらを使って薄くプレスして、髪の毛として人形の頭部分に貼り付けます。
この髪の毛と顔を作ったときに、他の人の人形とはぐっと違いが出てきたのが面白かったです。