陶芸粘土の混ぜ合わせ方

こんなかわいらしいものが、私にも作れるのかなぁ、と期待半分不安半分でどきどきしながら、教室は始まりました。
先生に見せていただいた見本の人形に使う粘土が、色の塊ごとに各テーブルに配られました。一目見て、少し私は意外に思いました。なぜかというと、色別の塊の数が、人形に使われている色数より多いように思ったからです。
同じく少し不思議そうな顔をしていた友人と少し話をしていると、先生の説明が始まりました。
それぞれの色の塊を、先生の指示通りに混ぜていくそうです。
粘土といっても、色を混ぜるときは絵の具のように配分するのだなぁと、少し感心してしまいました。
まずは顔や手足など、肌の色から始めます、と説明がありました。
ベースとなるのは茶色としろと赤、あと黄色も少しあった気がします。それぞれの塊を、まず手に持って暖めるところからスタートしました。袋から出したばかりの粘土は、まったく力が加えられないほど硬くて、なかなか捏ねられないそうです。私も少し試して見ましたが、確かに硬かったです。たとえていうなら、りんごなどの硬くしまった果実を指で無理やり穴を開けようとしているような感じでした。そんなに固かった粘土も、両手のひらの間で温めたり、丸を作るように転がしたりしていると、次第に温まり始めて柔らかくなっていきました。そのブロックのようだった塊を、先生の指示に従って、紐のように細く伸ばしていきます。順番にほかの色の粘土も同様に伸ばしていきます。余談ですが、私は色によって粘土の固さが違うように思いました。茶色は地面のように硬くて、黄色は意外とすぐにくにゃくにゃになりました。
そして、よく伸ばしたそれぞれの紐をひとまとめにし、ねじり飴のようにより合わせていきます。伸びた紐を二つに折って、その両端をやはり、ひねっていきます。最後までまとめたら、同様に折ってはねじりを繰り返します。よくねじると、子供のいたずら書きのように色が交じり合っていきます。でも、先生の人形の肌色とは、ぜんぜん似ていません。ちゃんと人形ができるのかな、と不安になったのですが、先生の言うとおりに何度も何度も繰り返していくと、無事に見本のようなほんのりした肌色の塊に仕上がっていきました。